WEBで便秘に関する講演をしました
2025.10.07
10/06の12時半からWEBで講演してきました。今回も便秘についてです。2023年の便通異常症診療ガイドラインに沿って、クリニックではどのような診療ができるかを中心に講演しました。
ガイドラインでは、便秘とは「本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」と定義しております。つまり、結腸の運動機能と直腸肛門の排便機能の問題であると明記されております。そして、慢性便秘症は、「慢性的に続く便秘のために日常生活に支障をきたしたり、身体にも様々な支障をきたしうる病態」とありますので、便秘は日常生活の質に影響するだけでなく様々ば合併症を引き起こすものであることが記載されております。
今回の講演では、引き続き腹部ECHO検査や腹部レントゲン検査、大腸内視鏡検査の有用性も含めて当院のとりくみも紹介させていただきました。

